かぜつよ。

水曜日なので、「風が強く吹いている」を観てきました。
面白かった! 想像していたよりも!
長い話なのでどうしたって色々端折らなければいけないだろうけど、「原作ファンしか楽しめない」映画って好きじゃないのでどうなることやら…と思っていたんです。
でも、結構心情の描写シーンや黙々と走るシーンもあって、どのキャラにもちゃんと見せ場があり、ニラは可愛く、原作の「あり得ない話だと思いつつぐいぐい引き込まれていく」感が映画でも良く出ていると思います。
感動したのは、…王子のお部屋?(笑) 三浦しをんさんの原作なんだから、マンガだらけの部屋ってすごいんだろうな!って想像していたけど、想像を超えた! というか、フィクションじゃなかったら絶対床抜けてるよこれ。しかし、王子の出る場面は色々泣けました。感情移入しやすい、つったらやっぱダントツでこの人だし(笑)。
イマイチ…と思ったのは、東体大の榊くんかな…ってゆーか、コミック版の榊くんが可愛すぎるんですよ! 走に対して強いあこがれを持っているからこそ憎まずにいられない、でも根がいー奴なので意地悪になりきれないあの感じ! 映画では意地悪度が強すぎて、榊くんの可愛さが出しきれてない気がします。映画観た人には是非コミック版も読んで欲しい!
原作好きすぎて物足りないところは正直色々あります。でも実際に走るシーンの風の音や、アオタケの日常風景、映像ならではのものが見れて本当に嬉しかったので多分DVD買いです。
観終わって映画館から出て隣接してるショッピングセンター歩いてたら、ジャージ男子が異常に素敵に見えてしまって困ったたい。