いろいろありまして

水曜にばあちゃんがお空に旅立ちまして、木曜にお通夜・金曜に告別式という怒涛のスケジュールでした(土曜が友引だったので…)。なんか色々とあっという間過ぎて、中々実感が湧かないですわ。
最近あまり食欲が無く、特に亡くなる前の数日はほとんど飲み食いしてなかったのです(食べさせようとしても、ぐっと口を結んで拒否する、みたいな)。他にもちょっと体調不良があり水曜から入院・点滴生活でとりあえず体力だけでもつけてもらおうと、朝家族が連れて行き、点滴始めたところで容態急変したのだそうです。私はバイトで、昼休憩で家に居たのですが、亡くなったのですぐ来いと電話があり、たまげました…ばあちゃんが旅立った瞬間、私は家でカレーを食べていたのでした。なんという…。
祖父がお寺の住職だったので、葬儀はそのお寺でやって貰うことになり、お寺から葬儀社を紹介して頂き、死去から数時間後には早速担当者さんが家に来てくださったのですが、担当さんはちょっと堤真一に似た真面目そうな人でした…見た目年齢的に経験豊富だろうと思っていたら、実は最近この業界に入ったらしく(そういや最初に「私、お寺での葬儀担当するの初めてなんです…(´・ω・`)」とポツリと仰っていた…)色々慣れない感じで…でもすごく一生懸命やってくださったので有難かったです。
しかし金かかるね、葬式…それでもお寺からの紹介ってことでちょっと割り引いてくれたんですけど。業者さんに頼むと湯灌5万(税抜き)ですけどどうします?と聞かれ、家族内心5万は痛い!!と思いつつ最後なのでキレイにしてもらいましょう、という事でお願いしたのですが、今となってはこれはホントに頼んで良かったと思います。まぁ遺族の自己満足なんですけど。でも、この日って元々ばあちゃんが週一で訪問入浴やってもらう日だったんですよね。入院という事でキャンセルしたんですが、結局きれいに洗ってもらったわ。
水曜と木曜(特に夜)は台風の影響で大雨でしたが、金曜は綺麗に晴れて、告別式も出棺も納骨もスッキリ晴れた青空の下で出来てようございました。私は受付やってて焼香まで本堂の外で読経聞いてたんですが、ちょうど、雲がどんどん風に流されて空が青くなっていくのがとてもきれいでした。いいお葬式だったと思うぜ。ばあちゃんこれで何とか成仏してください…。
しかし、伯母さん(ばあちゃん長女)の話だけ聞いてると、すごく穏やかで優しく謙虚なばあちゃんだったように思えてくるから怖…いや、今となっては故人の思い出は美しくあればいいのですよね。一番大変だった母がそう言ってんだからそれでいいわ、もう(笑)。
この伯母さんがまた、無敵のお喋りさんでさぁ! 葬儀後も、夕方まだ明るいうちに家に帰れてあーやっとゆっくり寛げる…と思ったのに(祭壇にお線香あげたいから、と伯母さんも一緒に家に来てた)そこから8時過ぎまでマシンガントークってった。それも故人の思い出話ならまだ分かるけど、まぁ…大体自分話です。最後には話すネタ無くなって『スーパーで売ってた松花堂弁当の中に嫌いなおかずがあったので、それを除けて売ってくれと頼み70円値引きにさせた』話とかよ。「話し続けてないと死んでしまう病気」なのかな(笑)…と思いながらひたすら朦朧と相槌を打ち続ける私と弟であった…今思えばあの数時間が一番の修羅場だったわマジで。
そんなわけでとりあえず今日やっと日常に戻れてホッとしています。多分、これから段々じわじわ寂しくなってくるんでしょうね〜。
フィニアスとファーブ映画、結局1回しか観れなかったわ…準新作で380円もしたのに…。