読了。

神戸在住(10) <完> (アフタヌーンKC)

神戸在住(10) <完> (アフタヌーンKC)

巨娘ショックから1ヶ月。(いや、アレはアレで大好きですが)神戸在住の最終巻がやっと手元に届きました。面白かったー。桂さんの大学生活4年間のお話ですが、時間軸が進むにつれてよくつるむ(=登場する)友人とかが変わって行くのがなんかリアルで面白かった。わっこさんとか後半全然出てなかったけど、どうしてたんだろう? 最後の最後になって4年間仲良かった鈴木さんと「名前でよんでいい?」「あたしも名前でよぶね!」っていう遣り取りしてるのに笑った〜。うん…いるよね、呼び名をかえるきっかけを逃がしたままの友人って(笑)。
日向さん関係の話は、正直あんまり好きではなかったんですが(桂が影響モロ受けまくってるのが見ててちょっといたかった)1年経って桂がきちんと自分の気持ちに向き合う話はとても良かった。辛いことを、トラウマにしてしまうのではなく心の糧にする事が出来るこの子は、強い芯のある子なんだなぁ。身体も丈夫だし、大人しいわりに何処でも臆さないでずんずん入っていくし、すごく主人公らしい主人公だったのね(笑)。
それにしても神戸在住だけ読んでる間はずっと、この作者の人は桂みたいな女性なんだろうなと思っていたのですが、巨娘読んでからはもしかして男性ってのも有り得るのか…??と謎に思っています(笑)。どっちでもいいんだけどさ…。