にゅわわ

今日の清盛。すっごい面白かった! 地味な話に限って、妙に好みのツボにはまります、このドラマ…。
「平家の世」終わりの始まり、という感じの話でした…ああいう、筋も通さず長幼の序も弁えず暴力にものをいわせるやりかたって、このドラマの中では貴族のやり方ですよね。初期の頃に忠通さまや家成さまの屋敷が襲われてた場面を思い出す…いかに平家が「貴族化」しているかというのがすごく伝わるエピソードでした。
そんな平家の中での重盛のぼっち感に泣けた…いつもの主人公至上主義の大河だったら清盛と重盛の行動が逆になってるところですよね…。
基房さまの輿が襲われる場面に、時子と徳子の琵琶の音を乗せてたのがまたすごい象徴的だった。同時進行で伊豆では頼朝がいよいよ覚醒し始めたりと、一気にターニングポイントが来たな、という感じです。それにしても遠憲さんの時政、格好良すぎる。