えいがっちょ
何事も無い一日でした。
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2010/02/19
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白血病の姉のドナーになるために生を受けた妹が、臓器移植を拒否して両親を訴えるというアレです。すごく面白かった。何というか、テーマがテーマだけにもっとドロドロというか暗澹たる話かと思ってたんですが、そういうんじゃなかった。
個人的に、主人公姉妹のもうひとりの兄弟(ジェシーだったかな)がものすごくツボでした。家族でありながら当事者ではない彼が抱える、言葉にすることは出来ない孤独、悲しみ、家族に対する愛。そういうのがとても心に沁みました。
あと、お父さんの声がてらそまさんだった! おかげでパパさん五割り増し格好よく見えた(笑)。