夏ですね

今年は8月に入ってやっと梅雨明けですね~夏は苦手だけど青空が見れるとやっぱり気持ちが晴れますね。今後は台風がイヤン…あの湿気の固まりな…。

近頃は三國無双やら中国ドラマやらにハマりっぱなしでしたが、この数日ひっさしぶりに日本史ものにキュピーン!!ってなってます!

 

刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)

刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)

  • 作者:葉室 麟
  • 発売日: 2014/04/04
  • メディア: 文庫
 

 これじゃ! でもまだ半分くらいしか読んでおらんのじゃ! 2・3ページごとに妄想が爆発してしまうので全然進まんのじゃ! 最初に言っておくが私は弟×兄に萌え狂っておるのじゃ!!

平安時代に刀伊入寇ってのがね、あったらしいんですよ…よう知らんけど…元寇みたいなやつね、それを追っ払ったのが藤原隆家っちゅう貴族の人なんですってよ…。

隆家くんは藤原道長の甥っ子です。父親の道隆(道長の兄)が関白で、お姉ちゃんの定子さまが一条天皇中宮さま。超名門貴族の御曹司なんだけど、荒事どんとこい! 売られた喧嘩は言い値で買うよ、なんか知らんけどとりまぶっとばす!っていうメンタル野武士の子です。誰の血なんだろうこれホント。

ちな定子さま付きの女房が清少納言、なんかこざっぱりしたお姉さんって感じで素敵。ナイスミドル安倍晴明も出てくるし、まだ出てくるとこまで読んでないけど紫式部も登場するよ。平安オールスターズ!

そんな隆家くんにはお兄ちゃんがいます、5歳年上の尹周くんです。こちらは正真正銘の貴族の御曹司、見目麗しく漢詩や和歌に造詣が深く、朝議の席で叔父の道長を言葉でタコ殴りにしたりします。父の後を継いで関白になる気満々だったけど、立ち回りで叔父さんたちに負けて関白就任叶わず鬱々としています。困ったことがあるとすぐ弟に「たかいええもん助けて~!」と泣きついてきます。…私の説明だと全然格好良くないな…でも兄上はすごくお優しい方(隆家談)なんですよ…。

そんな、性格は全然違うけどめっちゃ仲良しな弟(隆家)×兄(尹周)に萌えてるわけです…へへ…。

葉室麟さん小説読むの初めてです、この本知ったのは随筆集で関連エッセイ読んだから。 

随筆集 柚子は九年で (文春文庫)

随筆集 柚子は九年で (文春文庫)

  • 作者:葉室 麟
  • 発売日: 2014/03/07
  • メディア: 文庫
 

すごく読みやすいです、行間に妄想ねじ込むから全然進まないだけで…他の作品も読んでみようかな。初めてお名前を拝見した時から思ってるけど、葉室麟、って字面も響きも美しい名前ですよね~。なんか月森蓮に通じるものがある…(?)。

と!こ!ろ!で!

話は変わりますけど、先日の大相撲! 照ノ富士が優勝しましたね~! びっくりするやら嬉しいやら…。

私は照ノ富士が初優勝する直前くらいに大相撲見始めたんですが、見始めたきっかけは彼の相撲の力強さで相撲の魅力に気付かされたからなんですよ…てるるは私にとって特別なお相撲さんなのです。

膝を怪我してからは本当に大変だったと思いますが、大関陥落後は膝以上に肌のぶつぶつが心配だった…今思うとあれも内臓の不調が出ていたんですかね…。もし怪我せず順調に相撲を続けていたら早いうちに横綱にはなっていたかもしれないけど、どのみち内臓疾患が出てくるわけで、そうしたら横綱には陥落するという道がない以上、病気治療で休養することも出来ず超短命の横綱で終わっていたかもしれない、それだけならまだしも、無理をして相撲を続けて命そのものにもかかわる事態になっていたかもしれないと思うとそれはそれでゾッとする…何もかも「もしも」の話ですけど、今のてるるの来し方をみていると禍福は糾える縄のごとし、という言葉はほんまやな…と思います。

もちろん本人の努力、周囲のサポートあってのこのたびの「福」なんですけど。ホントに引き留め続けてくれた親方には感謝しかない…。

それにしても久々の大相撲は楽しかったなー! 今後も無事開催されて見続けられる事を願う…。